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チャットボットで顧客サポートを効率化 モビルスが提示するAIを活用した新しいコミュニケーション

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  • モビルスの大野悠さん

  • 打ち合わせの様子

  • 行動指針を示したモビルスバリューを社内に掲示

  • 山部の集合写真

  • ベトナム出身の社員が料理を振る舞う「リンライ食堂」

モビルス株式会社
アドミディビジョン アドミニストレーションユニット リクルーター 大野悠さん

新卒でソフトバンクへ入社。法人営業を行った後に、人事として新卒採用を担当。その後ジュエリーブランドの運営業務を経て、2019年にモビルスへ入社。現在は採用全般をメインに、モビルスバリューの推進や働く環境の整備に携わっています。プライベートでは登山が好きなので、ソロ登山でテント泊をすることも。社内部活の山部・部長も務めています。

モビルスに10の質問

1.モビルスが提供しているサービスについて教えてください。

企業や自治体向けに、AIを活用した自動応答チャットボットや、オペレータと連携可能なチャットボットシステムなど、カスタマーサポートを支援するソリューションを開発・提供しています。

主に自治体向けには、道路の老朽化や公園の器物破損などの通報、ごみ分類の相談、子育て相談などをLINEで受け付ける「モビルス×LINE 住民サービス」を提供しています。福岡市のLINE公式アカウントでは避難行動支援機能の開発や、古河市の「古河市 虐待・DVほっとLINE」の開発も行っています。最近では、品川区がコロナ対策として区民に独自給付する「しながわ活力応援給付金」の問い合わせチャットボットも開発しました。

また、コロナ禍で企業のコールセンターや自治体では3密対策や在宅化、問い合わせ増加への対策が課題となっています。モビルスでは、これまでテレワーク化が難しいとされていたコールセンターの3大課題「情報セキュリティ」「労務管理」「品質管理」を解決する新機能を搭載するなど、問合せ業務のBCP(事業継続計画)対策支援にも取り組んでいます。

さらに、問合せ電話の一次ヒアリングやよくある質問への自動音声回答などが可能なAI電話自動応答システム「mobiVoice(モビボイス)」を、BCP対策やテレワーク導入の支援を目的に、企業や自治体向けに無償提供し、名古屋市などで導入いただいています。

2.モビルスの会社ミッションを教えてください。

「テクノロジーで顧客サポート業務を変革すること」です。

The Support Tech Companyとして、大手キャリアやSIer企業にも採用実績のあるコミュニケーションプラットフォームの提供や、モバイルと人工知能を活用したコミュニケーションソリューションの開発によりカスタマーサポート業務を支援したいと考えています。

3.モビルスの社員さんはどんな方々ですか? 社内の雰囲気を教えてください。

社員は66名で、従業員の2割程度が外国籍の方です。ベトナム、韓国、トルコ、フィンランド、メキシコなど、社員の国籍は合計11ヵ国にもなります。

モビルスの特長はずばり「大人ベンチャー」です(笑)。平均年齢は37歳で、ベンチャー、スタートアップとしては、年齢が高めですね。いろんなバックグラウンドを持っている人が集まっているので、今までのコネクションを生かして、取引を決めてくることも多いです。

社内の雰囲気は、比較的落ち着いていると思います。シャイだけどすごく優しい人が多いですね。困ったことがあると助けてくれます。たとえば、社内のウォーターサーバーのタンクが重くて交換するのが一苦労なのですが、いつも誰かしら声をかけて手伝ってくれます。

4.会社のユニークな制度があれば教えてください。

会社の制度としてあるわけではないのですが、定期的にベトナム弁当を振る舞う、通称「リンライ食堂」があります。ベトナム出身のリンライさんが、週に一度社内で注文をとり、手作りの本格的なベトナム料理のお弁当を作ってくれるんです!

ご飯とバインミーの2種類から選べて、本当においしそう。私はまだ食べたことがなくて、一度食べてみたいと思っています!

あと、部活動もいろいろあります。山部、ボードゲーム部、サッカー部、サバゲ―部、ランニング部、釣り部などなど。ちなみに私は山部の部長です!

5.代表取締役社長の石井智宏さんは、どんな方ですか?

とても明るい方です。そこにいるとみんなが元気になる人。どんなに大変な交渉が重なっていても疲れを見せないので、ビジネスパーソンとして尊敬しています。精神力のブレなさのコツは、いつか話をきいてみたいですね。

6.これまでの歴史の中で、会社に起きた一番大きな出来事は何でしょうか。

受託開発中心から、自社製品の開発へ業態チェンジしたことです。2014年に石井が社長に就任し、受託開発で培った技術力を生かして主力製品「mobiAgent」をリリースしました。

もちろん一筋縄ではいかず、お客さまに使ってもらって1,000本ノックのごとくフィードバックをもらって改善し……それを何度も繰り返して、製品化へ至ったと聞いています。

7.モビルスは5年後どうなっていると思いますか?

国内ビジネスのカスタマーサポート領域の景色、方法をガラッと変えていると思います。今、チャットシステムを導入することでコンタクトセンターの在宅化を支援する在宅オペレーション機能をリリースしています。これを通して、今までの働き方を変えていきたいです。

会社としてもより成長して、ひょっとすると日本以外にオフィスがあって、グローバル化も実現しているかも!

8.どうして五反田にオフィスを構えたのですか?

2年前に引っ越したのですが、以前も五反田で、次も五反田を離れたくなかったからです。「五反田バレー」は良い商品を提供しているスタートアップが多いので、他の企業と一緒に切磋琢磨できることが大きな理由です。

また、オフィスの目の前に目黒川が流れていて、春になると桜がとってもきれいなんです! お花見をしながらランチしている社員もいます。人工物ばかりではなく自然を楽しめたり、気取らずに入れる飲食店が多かったり、リラックスして働けるのも五反田の魅力ですね。

9.五反田バレーに入った経緯を教えてください。

メディア等で五反田バレーの名前を見かけて気になっていました。そんな中、営業にいらしていた平版印刷の方からイベントをご紹介いただいたのがきっかけです。

その後、理事企業の方などにお会いして詳しいお話を聞きました。五反田バレーはそのころ面白い採用イベント(エンジニアとはしご酒、など)や五反田バレー同士での広報勉強会などをされていて、PR目的だけでなく人事やエンジニアのモチベーションアップなどにも繋がりそうだと感じ、入会させていただきました。

10.これから五反田をどんな街にしたいですか?

昨年、日野学園の生徒さんたちに会社の仕事を説明するイベントに参加させてもらいました。そこで、五反田はとても積極的な子どもが多い地域だと感じました。その子たちに、素敵な大人が働いている町だなと思ってもらい、その子たちが安全に暮らせる町にしていきたいです。

<企業情報>
モビルス株式会社
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-11-6 サンウエスト山手ビル5F
コーポレートサイト:https://mobilus.co.jp/
※ データは全て、2020年9月時のものです。

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