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増えるオンラインコミュニケーション、五反田バレー各社の取り組みは?

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パンデミックが続く新型コロナウイルス。外出自粛要請により、多くの国内企業にもリモートワークが浸透しました。五反田バレー各社は、普段から在宅勤務を行っていたケースも多く、仕事への影響は比較的少ないところがほとんどのようです。

 

……しかし、業務自体にさほど影響はなくとも、完全リモートでは社員同士のコミュニケーションが大幅に減少。特に、外出自粛が呼び掛けられ始めた3月下旬から5月現在にかけては、歓迎会やお花見など通常なら社員同士の親睦を深める機会が多いシーズンなので、自宅に引きこもっているのは寂しいですよね……。

 

そんな中、オンライン上でのコミュニケーション方法を工夫する企業も増えてきました。

今回は、五反田バレーの参加企業に「オンラインコミュニケーション」についてアンケートを実施。その集計結果をご紹介します!

これまで「オンライン●●」何をしましたか?

最も多かったのはやはり「オンライン飲み会」。10〜20名程度で行うという企業が多いようです。弊社(ノオト)も実施しましたが、自宅でリラックスしながらお酒を飲むスタッフの姿が新鮮で面白かったです。好みのお酒やおつまみも用意できるし、なにより安価で済むのがうれしいですよね。

 

ほか雑談会やランチ会、中には人狼ゲームやウクレレ練習など、同じ趣味をもつスタッフ同士で、オンラインコミュニケーションを楽しむ企業もありましたよ。

オンライン●●に使っているツールは何?

使用するツールはZoomが最も多く、次いでGoogle Hangout、whereby、Remoの順でした。ほかにworkplace、Slack、ビジネス向けVRコラボレーションサービスのNEUTRANS BIZなども。

 

参加人数やファイル共有のしやすさ、時間制限など、条件にマッチしたツールを使っているようですね。一番ポピュラーなZoomは、バーチャル背景が話題になったり、ブレイクアウトルームやリモートコントロールの機能も好評だったりします。

オンライン●●、よかった点や工夫した点は?

・今までよりコミュニケーション量を増やすことができたのがよかったです。それから、顔を見て雑談することの重要性を感じました。会議のための不要な移動など、業務上の実はもったいない時間を発見することができました。

 

・リアルの飲み会では静かなタイプのスタッフも、オンラインなら気軽にコメントで反応や質問ができるので、双方向のコミュニケーションが活発になりました。

 

・参加者が疎外感を抱かないように、一人一言は発言するようにゆるいルールを作って飲み会を行いました。あとは「入室した人は必ず自分の飲み物を紹介する」「一人入室するごとに乾杯する」などもやっていて楽しかったです。

オンライン●●、課題だと思った点は?

・雑音が多く入る環境から参加するメンバーが1人でもいると、マイクが常にノイズを拾ってしまうため、コミュニケーションが阻害されてしまいました。大人数が参加していても、全員で共通の話題について会話することしかできないため、発言しにくい(同じ人しか喋っていない)状況が生まれやすいのも課題ですね。

 

・オンライン飲み会は、あらかじめ閉会時間を決めておいた方がいい!(やめ時がわからない)

 

・上手く話題を回さないとみんなが黙ってしまう時間が出てくる。たくさん話題を準備したり、誰かがファシリテートするなど、テクニックが必要だと思いました。

期せずして「リモートワーク時代」に突入し、働き方が変化した現在。これを機に、今までできなかった新たなオンラインコミュニケーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

(文:阿部 綾奈/ノオト 編集:水上 アユミ/ノオト)

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